一見、ワニ柄の様に見える素材も、実はフラットな生地。 平面なのに、立体的に見える。 この『だまし絵』の様な表現が3D(3 dimension)ジャカードである。 複雑な織表現を可能にする電子ジャカードの技術と、織の応用にて実現出来る表現。 プリントには無い、この奥行き感は糸を1本1本染めた、先染め織物だからこそ出来る。
ジャパンテキスタイルコンテスト2010トレンド賞を受賞した3Dジャカードの作品。
それらはファッションの中で、
生地にもっと焦点をあててもらいたいとの思いから始まった。
数年間の試行錯誤の上、生地に奥行きが生まれ、
表情をもたせることにより、織物の価値を引き出した素材が実現した。
西脇市開催の播州展にて
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