2016.2.16
『播州織総合素材展2016』に出展いたします。
今年度の播州織総合素材展2016は、『先染再発見』”motto cotton”をテーマに、20社、1団体、1グループが、意欲的に最新の高品質・高感性な「播州織」を発信・提案します。
丸萬が出展するにあたり考えたのは
"心を温め、彩り、励ます生地を! 熱い現場とともに進化を続けます"
今年のテーマの"Motto Cotton"(もっとコットン)は、"織物が好き。播州織が好き。"という気持ちをシンプルに、ストレートに伝えたいと思い、 いつにもまして綿素材を中心にした展示を予定しています。
現在は無地系生地の人気が高いので、風合いや組織など表面変化でオリジナリティを表現したものを並べようと思っています。
播州織に携わってもう30年以上になりますが、見て触って共感できる生地もあれば、心が動かされることのない生地も存在することに、今さらながら気づきます。
昔の生地を手にした時、その生地を生産した当時の『過去の自分』に、励まされている気がしたり…。播州織って不思議だなぁと思います。
今、播州織は『変わらなきゃ!』と頑張っていますが、変わっていないところに安心できたり、変わらないからこそ素晴らしいところもたくさんあります。
そこは大切にしながら、新しいことに挑戦できたらベストです。
企画したものがカタチになるのは、いろいろな人の力が集まっているおかげです。人と人とのつながりによって、生地がカタチになってゆくって、日本人らしくていいなあと思います。
だからこそ、他産地とも交流やコラボレーションを重ねながら、"メイド・イン・ジャパン"の生地として、発信できたらなと思っています。
丸萬紹介ページ
本文のおわりです